検査予約
事前に外来を受診していただくか、インターネットや電話でご予約ください。当院では胃カメラ前に貧血(赤血球数)、血小板数等の確認を行います。以前に検査をしていれば、その検査結果で代用しますので、検査結果をご持参ください。インターネットや電話予約の方で、検査日まで来院できない方は、当日血液検査を行います。
緊急性によっては当日の検査にも対応いたします。お電話いただき、食事をとらずに来院してください。
検査前日~当日
検査前日は、夜9時までに食事を済ませてください。それ以降は、お水やお茶などの水分は摂取していただけますが、牛乳などの濁る水分やジュースは避けてください。検査当日は朝食を摂らずにご来院ください。少量のお水やお茶は飲んでいただいて構いません。
ピロリ菌の検査・除菌について
ピロリ菌は胃の中に生息する細菌で、胃癌や胃・十二指腸潰瘍の原因になることが知られています。
日本は先進国の中でも高い感染率を示し、日本に胃癌の発症率が高い原因と考えられています。
当院では内視鏡検査と同時にピロリ菌の検査も行うことが可能です。
検査方法
当院ではピロリ菌の感染検査として、胃カメラを行う際に胃の粘膜を採取して検査する方法の他に、呼気、血液で検査をすることができます。
除菌方法
ピロリ菌の感染が分かった場合は、除菌治療をします。
1種類の「胃酸の分泌を抑えるお薬」と、2種類の「抗菌薬」の合計3剤を1日2回、7日間服用する治療法です。
除菌率は100%ではありませんので、4週間以上経過してから、ピロリ菌が除菌できたかどうか、検査する必要があります。
ピロリ菌が除菌できなかった場合には、2種類の抗菌薬のうち1つを最初とは別の薬に変えて、2回まで除菌療法を行うことができます。